会社は学校みたいでちょうどいいんじゃないかと思う。

「会社は学校じゃないんだから」というフレーズ。社会人生活長ければ誰でも1回は聞いたことがあるはず。或いは自分でも思ったことがあるのでは。なぁなぁで仕事してる同僚、雑談してる上司、教えてもらって当然のような態度の部下・後輩…。そんな人たちがいれば、「学校みたいゆるい態度では困る。仕事なんだから真面目に取組め。」って思う人がいて当然かもしれない。

私も過去に、そんな風に思ったことがある。とある職場の人が、5分と静かになることなく、ナカヨシ同士で延々と仕事とは無関係の(且つ下世話な)話をしてたときは、さすがに憤りつつ「学校じゃないんだから」と思った。

ただ、さすがにそういうレベルの話を延々と喋るのはナシだとは思うけど、でも、最近また考えが変わってきた。程度の問題はあるけど、気楽に話が出来る「ような」、学校のクラスメイトのように、"近しい仲間"の感覚で仕事やってもいいんじゃないかと。

というのも、今同僚と良い関係で仕事出来てるんだけど、その距離感がとても心地よくて、仕事に良い影響が出てるのだ。やっぱり「絶対に素は見せまい」とするような堅い関係で仕事するよりは、そうやって打ち解けた仲間の関係で仕事する方がどう考えても楽しくて、どう考えても生産性も上がるのだ(互いに真面目に取組んでる限り)。そして、辛い仕事もなんとかやりきることが出来たりする。

仕事が辛いのって、大体自分の「人間性」を感じられない時だと思う。無感情に、言われたことだけ作業する機械のように働くことは出来ない。人間性を保つには、人として誰かとコミュニケーション取るのが一番良い方法だと思う。だから、学校みたいなある意味ゆるい雰囲気で、対等な関係性で、ちょうどいいくらいな気がする。