トップのパーソナリティがアウツなら企業文化も大体アウツ。

会社組織が必ず持っているもの、「企業文化」。Wikipediaによると、企業文化とは「ある企業が有している独特の価値体系や行動規範」のこと。でももっと具体的につっこんでいえば、「その組織の経営権を握る人物(いわゆる、”トップ”)が考える理想に基づく価値体系や行動規範」だと思う。その人物の理想において組織が形作られ、その人物の価値観に沿う人材がその組織に残る。それが企業文化として語られたりする。

じゃぁトップの理想はどこからくるかといえば、そのトップのパーソナリティからくると思う。どういう志向の人間なのかによって、どんな理想をもつか変わってくるから。つまり、トップのパーソナリティがアウツなら企業文化も大体アウツである。

パーソナリティなんて簡単に見極められないもんだけど、ヒントがあるとすればその人物の歴史、その人の過去だと思う。その人がどんな人生を生きてきたかを知る事が出来たら、どんなパーソナリティを作り上げ、どんな理想を掲げているか少しは想像がつく。自分の過去やストーリーを開示してくれるようなトップもそうそういないかもしれないけどね。たまに酷い経営者に会うと、一体どんな過去を持てばこんな風になっちゃうんだと思ったりなんかして。