君の1年はそんなに安くない。
プロジェクトが炎上しています。火消しが大変…と思いきや、ボス自らガソリンを注ぎ込み、ますます我が社は元気です。
それはさておき。
最近、無駄な作業が多くてまたモヤモヤしてたんだけど、隣の部署にやってきた新人がとてつもなく鬱な作業をさせられていて、その姿に思わず目を疑った。例えていうなら、箸で小豆をつかんで器から器へ入れ替えるような作業をしていた。例えていうなら。
なんなんだろう。このモヤモヤ感。
箸の持ち方から、移動させる小豆の選別方法について事細かく指示を受け、ノートにメモし、無言で机に向かう。そして、一粒一粒、選別する。定時まで(一応定時で帰れるみたい)。
なんなんだろう、なんなんだろう…。
新人の彼ら彼女らが出来る仕事が限られていることはわかる。でも、それでもこれはないだろうっていう…(罰ゲーム?)。本人達はどう思っているんだろうか。彼らはいわば、卵から出てきたばかりのひな鳥達。外の世界は新鮮で、見たもの全てが「真実」。多分、辛いなと思いつつも「仕事ってこんなものなのだろうか」とか思ってるかもしれない。。。
何の権限も無い私にはどうすることも出来ないけど、それでも、20代の貴重さを思えば、私が上司だったら3日で辞めても笑顔で送り出すなと思った。
君らの1年はそんなに安くない。