言語化スキルについて

最近新しい人にあんまり会ってないので自己紹介する機会があんまりないんだけど、こないだ人に説明する機会があって、そのときに色々質問されて、あ、こういう言い方した方が説明しやすいな〜とかこういった方が伝わるんだなーというのがわかった。

 

自己紹介程度ならやり直しも情報の追加も言い換えも簡単だからまぁいいんだけど、これが就職の面接や、社内のプレゼン、商談、社内昇進試験とかだと、「本当はコレも言いたかったのに、言えなかった〜〜〜!」って経験も結構したりする。そういう場合めちゃめちゃ後悔したり、やけ酒でも飲みたくなったりする。

 

それは対策としては無意味なので、今こういう冷静なときにそれってなんで言いたい事言えなかったのかな〜〜〜って客観的に考えると、多分「言葉にする」ことの練習をしてないからじゃないかなって思う。言葉にしたことがないから、いざ初めて言葉にしてみると、意外と言いたい事の抜け漏れが発生していたりする。頭の中じゃなんとなくのイメージで完成しているような気がしていたけど、言葉というカタチにアウトプットしてみたら、柱が抜けてましたとか、土台が未完成でしたとか。頭の中で考えが浮かんだり、あれこれ想いを巡らせるのって、ソレ自体を「考えたことがある」と自分の中では判断を下しがちである。けど文字にするなり人に話すなりして言葉を"外化"しないと、考えは決して独り立ちしないし、「伝わりやすいメッセージ」として成長しないんだろうと思う。

 

手書きでもデジタルでもいいから、アウトプットする練習を普段からしておくのは大事だ(だから私はたまにこうやって駄文を書いていたりもする。。。)

 

そういう言語化の習慣(練習)を怠っていると、多分「何言ってるかわかんね〜よ」と部下に思われる上司の如く、語彙がますます貧相になっていくんじゃないかと思う。おばあちゃんおじいちゃんになったらあまりに言葉を端折ったりコンテクスト完全無視してしまう人すら現れるのは、若い頃からの言語化習慣も多少なりとも影響してるんじゃないだろうか。。。