「記憶に残る素晴らしい上司」の条件

 マネジメントスキルのバラツキによって色んなタイプの上司と出会ってきたわけだけど、その中で「記憶に残る素晴らしい上司」の条件を書いてみる。

 

この記事はこれの続きです⬇

morimiru.hatenablog.com

 

素晴らしい上司は、何が素晴らしかったか。あくまで私の独断と偏見にはよりますが、多分、下記の2つがめちゃくちゃ重要だと思うんですよね。

 

①部下のことを「自分は特別だ」と思わせる

とにかく部下を手のひらの上で転がすのがうまい。部下に「自分は特別だ」と思わせる。つまり、「自分は特別だから、***が出来るかもしれない。挑戦してみよう」と思わせる。「自分を特別な存在と思える」ことって無限のパワーをうむんですよね。…そう、恋愛でも家族でもそうです。自分が特別だと思わせてくれる相手って、自分にとっても大事な存在に思えませんか?この人の言う事は聞こう、この人のことは信頼出来そうだって思いませんか?でもこれってそんな難しいことでもないんです。給湯室でもいいし、面談あるような会社なら面談の時でもよいでしょう。「君なら出来ると私は思う」その一言だけでも部下のHeartはキュンときたりするもんです。

⬇ご参考:ちなみにこっちは、おじいさんにとっての「特別な存在」ってやつですね。

 

youtu.be

 

②情報共有が巧い

ここでいう上司=中間管理職です。中間なので、部下をまとめますが、上司にも「上司の上司」がいます。この中間の存在として、上からの指示を部下にそもそもちゃんと伝えない上司はマネジメントスキルに大変問題がありますが、「伝言ゲーム」するだけの上司も、マネジメントやってるとは言い難いと思います。。。上司はメッセンジャーでもなければ、指令を下すだけの生き物でもありません。上から落ちてきたオーダーや、これから起こりうる業務関連の情報、知識、沢山の情報が上司の周りにはあるはずです。それは上司の「武器」だと思います。武器は使う為にあります。なんのために?もちろん、部下をぶっ刺すための武器ではありません笑。部下にも武器を配るんです。上の動画で言うところの、ヴェルターズオリジナルの飴ちゃんを配るんです。武器を与えてくれる人間の事どう思いますか?「自分の戦闘スキルを上げようとしてくれてる!」「自分の事を大切に思ってくれてる!信用してくれてる!」って、大抵の人なら思います。そしてそう思わせるのもそんなに難しいことじゃありません。例えば「まだこれは正式には決まってないが…***という計画になっている。君にとって重要な案件だから、先に準備しておいてくれ。」…これでも十分です。でもこれが出来ない人が99%です。「決まってないことは言えない。自分が何か責任と割れたら困る」って普通なら思いますもんね。でも、長期的に見れば、部下から信頼得て着実に戦力にすることも、大きなメリットがあると思うんですけどね〜。。。

 

というわけで、私の中での「記憶に残る素晴らしい上司」は

  • 部下に自分(部下自身)は特別だと思わせる
  • 情報共有が巧い

でした。こういう上司に運良く巡り合わせると、アラ不思議。嫌な仕事も、「この上司の為にやってやるぜ」的なモチベーションすら湧いてくるんですね。上司と部下のwin-winな関係ってやつでしょうか。そんな上司にあたったら、そこはさすがに頑張っちゃいましょう。